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2009年02月 アーカイブ

映画「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」 DVD が完成、順次発送中! H21/2/2

映画「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」のDVD がいよいよ完成いたしました!
販売に先立ちまして、先週より、製作費のご支援をいただいた皆様へ順次、発送いたしており、お受け取りになって鑑賞された方達からのご感想なども、既にいただいております。

しかしながら、ご支援いただいたものの、お送り先が不明のままの方が大勢いらっしゃいます。
ご入金いただいた金融機関から製作委員会が得られる情報には限りがある(お振込み名義と金額のみ)ためです。

DVD のお送り先を把握させていただくため、ご面倒をお掛けして誠に恐縮ですが、ご支援いただいた方、あるいは転居なさった方は、製作委員会まで必ずご一報くださいますよう、重ねてお願いいたします。
もしも、お知り合いの方でまだご連絡をなさっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ、お声を掛けていただけますと幸いです。
また、2口以上のご支援をいただいた場合は、「今回の第一部を複数枚」もしくは「第二部以降との組み合わせ」などのご希望を承っております。

  映画「南京の真実」製作委員会
  TEL 03-5464-1937 / FAX 03-5464-1948
  ご連絡用の専用メールフォームは こちら

なお、数千枚に及ぶ DVD を数人の手作業にて梱包・発送しているため、お届けするまでお待たせしてしまう場合もあるかと存じますが、何卒ご了承くださいませ。

延べ7千名を超える皆様からの心強いご理解と暖かいご支援に、改めまして、心より御礼申し上げます。
現在、今年春頃の完成を目指して、第二部の製作が進行いたしております。
今後とも、より一層のご支援を賜れますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

渥美國泰氏の訃報に接して H21/2/18

去る2月5日の渥美國泰氏(土肥原賢二役)御逝去に際し、監督・水島総が、日本文化チャンネル桜・公式メールマガジン「桜・ニュース・ダイジェスト」(第118号・H21.2.7発行)に寄せた一文を掲載いたします。

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渥美國泰氏の訃報に接して

皆様へ
            日本文化チャンネル桜 代表  水島 総

映画「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」において、土肥原賢二役を演じていただいた俳優の渥美國泰さんが二月五日にお亡くなりになりました。
脳腫瘍の治療中で、享年七十六歳でした。
「南京の真実」の御出演が、実質的な最後の仕事になりました。

亡くなられる二日前に、入院先の病院に見舞いに行きお会いしました。
車椅子の姿で息子さんと病棟面会ロビーに現れましたが、少し痩せられた様子で、澄んだ眼差しと俗気が全て抜け落ちたような清々しさを感じました。
禅の言葉に「心身脱落」という悟りを表す言葉がありますが、まさにそんな雰囲気を漂わせていました。
今となって考えますと、あちらの世界へ逝かれる直前に、渥美さんは別れを告げるため、私を病院に呼んでくれたような気がします。

ただ、渥美さんは、病気のため、私の話はお聞きいただいているようでしたが、言葉に表して返事が出来ない様子でした。
息子さんからは、「時々、意識や言葉がはっきりして話すことも出来ますし、今朝は、随分話したんですがねえ…」と残念そうでした。
「南京の真実」第二部の編集室が近くにあるので、「これから時々来ますよ」とお話ししてお別れしましたが、その夜、息子さんから電話をいただき、「父の状態が良いので、今、電話を代わります」と告げられ、渥美さんが電話口に出られました。
見舞いの礼を言われ、病状の話と映画の時の話をされたあと、「私もまだやりたいことがあるので頑張ります」と述べて電話を終えました。
亡くなられたのはその二日後でした。
その翌日、御自宅を弔問させていただき再会しました。
美しい御顔でした。

俳優としての最後の仕事を御付き合いいただきましたが、そのひたむきさが強く印象に残っています。
処刑台の十三階段を登るシーンでは、足腰が弱られ風邪気味でしたので、二度ほどカメラリハーサルをした後、(私はテストを何度もします)もういいですから、代わりの人間にやらせましょうと言いましたが、自分でやると頑固にカメラテストをご自身でやり抜きました。
土肥原賢二に対する研究も私以上のものでした。
土肥原大将のお孫さんの歌人佐伯裕子さんの素晴らしい歌を紹介してくれたのも渥美さんでした。


  くびられし祖父よ 菜の花は好きですか
                網戸を透きて没り陽おわりぬ 

  祖父(おおちち)の処刑のあした
           酔いしれて柘榴のごとく 父はありたり 

  英霊へ 夏柑一顆放りあげて ずぶ濡れの眼のなかの青空

                           佐伯裕子


日本文化チャンネル桜が創立された五年前より、幾多の草莽の士が「後に続く」私たちを信じ、あちらの世界に逝かれました。


  ますらおのかなしきいのちつみかさね
               つみかさねまもる やまとしまねを

                           三井甲之


チャンネル桜には、英霊と日本草莽の志と祈りが引き継がれています。

渥美さんの逝去に接し、悲しさと淋しさをかみしめながら、独立不羈の草莽テレビ「日本文化チャンネル桜」の存続と発展を期し、改めてチャンネル桜二千人委員会の確立を誓った次第です。

皆様と共に渥美國泰様の御冥福をお祈り申し上げます。


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上映会のご案内 - 静岡県、福井県の上映会情報 H21/2/18

映画「南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」 上映会の情報です。


【静岡県函南町】
日時 :
   平成 21年 3月 1日(日)
      12時00分 開場
      13時00分 開映
   ※ 監督・水島総の挨拶を予定しております。
場所 :
   函南町中央公民館
   静岡県田方郡函南町上沢81番地

【福井県福井市】
日時 :
   平成 21年 3月 15日(日)
      13時15分 監督・水島総よりご挨拶
      13時30分 開映
場所 :
   福井県護国神社
   福井県福井市大宮2丁目13-8


※ 上記予定は変更が生じる場合もございます。
  あらかじめご了承くださいませ。


《上映会開催企画を募集中!》

上映会開催にご興味のある方は 「上映会開催要項」をご確認いただくか、映画「南京の真実」製作委員会までお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。

◆ 映画「南京の真実」製作委員会 ◆
 TEL 03-5464-1937 / FAX 03-5464-1948